海のエジプト展とラーメンと…
海のエジプト展を簡単に説明すると、「クレオパトラが愛した都、アレクサンドリアの沖合から引き上げられた遺物を紹介する展覧会」…といった感じ。
巨大なファラオや女神、スフィンクスなどの石像や、宝飾品、コインなど約490点を公開。
2000年前の古代遺跡を集めて展示した、好きな人にとってはたまらない、展覧会である。
歴史・文化の香り漂う、なかなか崇高な雰囲気の展覧会だった。
ま、ワタシにとっては、そんな崇高な香りよりも、何時間もかけて作られたらーめんスープの香りの方が断然魅力的…。
と言うわけで、海のエジプト展の次はこちら、らーめん博物館。
お昼時とあって、かなりのお客さんで賑わっていた。
数あるお店の中で選んだのは、期間限定出店、福島県会津の「牛乳屋食堂」。
煮干の香る、あっさり醤油ラーメン。
ガツンとしたパンチ力はないが、すっきりとして飲みやすいスープと、そのスープに絶妙にからむ中太麺とのハーモニーが、なかなかいい響きを出していた。
喜多方とはまた微妙に違った、ほのかな煮干の香りがいい感じ。
食後に博物館内をブラブラ。
あちらこちらにいろんな「昭和」な仕掛けがあって、待ち時間があっても、けっこうそれを意識せずに過ごすことが出来る。
続いてやってきたのがコチラ。
山形 赤湯からみそらーめん、龍上海本店。
さきほどの「あっさり醤油」に比べ、こちらはけっこうガツンとした「味噌」。
丼の中央に配置されたから味噌を溶かしながら食べるのがミソ。
これ、けっこうウマい!
今まで食べたことのない味だった。
麺のモチモチ感とこのこってりスープとの相性もバッチリ。
これはかなり、ワタシ的にオススメ。
らーめん博物館。
なかなか侮れない・・・。
食べ過ぎた…。