赤と赤deしまなみツー! その参 (日曜日)
日本一周チャリダーとの出会いで元気と勇気をもらい、なんだか妙にポジティブな気分で生口島に上陸。
瀬戸内海の島にはなんとなく似付かない、派手な色使いのお寺、耕三寺。
比較的新しいお寺のようで、中には日光陽明門を模したこんなのとか、
平等院鳳凰堂を模したこんなのがあったりするらしいけど、
入場料が意外といいお値段がすることもあって、今まで一度も入ったことはない…。
それよりもなによりもこの島の場合、来ると必ず寄ってしまうのがここ、おなじみのローストチキンのお店。
朝からなんだか、食べ物ばっか買ってるような気が、しないでもない…。
そんな誘惑が多い生口島の商店街。はたして、無事に通り抜けられるんだろか…。
…と言ってるそばから、10mも離れていないコロッケ屋に思わず引っ掛かってしまう…。
大量の有名人色紙も誇らしげな、これまた元気なおばあちゃんが、一個一個丁寧に揚げていた。
島には元気なおばあちゃんがホント多い。
出来たてアツアツのコロッケを頂く!
ん~、超美味し!
ヤバイ…。
すでにこの時点で、朝ラー食べてシャコ食べて、鯛の刺身食べて、コロッケ食べて…。
タンクバッグの中には食欲をそそる素晴らしい香りが漂うローストチキンまで入ってたり。
こんなんで海鮮丼まで果たして辿り着けるんだろか…。
そんな生口島を後にし、
多々羅大橋を渡り、いよいよ目的地、格安海鮮丼のある大三島に…、
上陸!
休憩をかねて立ち寄ったしまなみ公園で、またも魅力的なB級グルメに遭遇。
その名も、大三島ソースオムそば。
当然のように、お買い上げ~。
瀬戸内の穏やかな海を眺めながら、再び食事タイム。
ローストチキンも同席して、なんだか立派な昼食タイムになってしまった。
ほんと、朝から食ってばっか…。
ソースオムそばは、地元の方々の「B級グルメとして育て上げる!」という想いがヒシヒシと伝わっては来るものの、個人的には今一つパンチが足りん気がする。
いや、それなりに美味しいんだけど、なんかこう突出したものがないって言うか、こじんまりとまとまってる感じがちょっと惜しい…。いろいろと改良を重ねながら、大事に育てていって欲しい。(偉そうにまったく…)
ここで時刻は既に12時10分。
目的の海鮮丼を目の前にして、既に腹一杯な二人。
いきあたりばったりツーはある意味、無計画ツーとも言え、目的の海鮮丼が入る余裕など二人の胃袋にあるはずもなく、なんだかある意味撃沈…!
と言う訳で、海鮮丼たべようぜ!ツーはあっさり取りやめにして、しまなみ全線走破しようぜ!ツーに急きょ変更。この辺の切り替えの速さも、人生を楽しく送るにはある意味、必要絶対条件。(また偉そうに…)
大三島橋を渡り、
なんとなく印象に残っていない伯方島から大島大橋を超え、
遂にしまなみ海道最後の島、大島に上陸。
道端にあった「出来かけ教室」という名のアートな建物に立ち寄る。
アートってのは時によって、凡人には理解できない世界観を表現してたりすることがあって、いろんな意味で大きな刺激と驚きに溢れてたりするもんだ。
廃校になった小学校かなにかの再利用かと思ったら、アートな表現をするためにわざわざ新築で建てたっていうから、それもまた驚き。アートの世界はほんと、奥が深い…。
来島海峡を臨む坂道の途中にある小さな派出所で、親子なぬいぐるみに遭遇。
そう言えば、初めてココに来た時もいたなあ。
ちゃんと敬礼しているサンタ熊がなんだかいい感じ。
そんなワケで、
いよいよしまなみ海道最大の橋、来島海峡大橋へ。
これを渡れば四国。(厳密に言えばここも四国だけど)
来島大橋は、その長さゆえに、第一大橋・第二大橋・第三大橋の三つに分かれている。
そんな三つの橋のちょうど中間、第二と第三の間に「馬島」という小さな島があって、原チャリであれば上陸が可能とのこと。そんなコトを知ってしまったら、島巡りマニアとしては黙ってはいられない。
さっそく、上陸の準備を…。
馬島へは、この場所から一気にエレベーターで降りるという、実にアクロバチックな方法が準備されていた。
生まれて初めて、バイクと共にエレベーターへ。
ぐわらん ぐわらん …
なんだか不思議な感覚…。
そんなワケで、遂に馬島上陸!
このガラス張りな場所こそ、先ほどのエレベーター。なんだかスゲ~な~。
さっそく、島を一周することに。
…と意気込んではみたものの、あまりにも小さな島であるため、一周道路すら存在しないご様子。
山の中で行き止まりになってたり、
海に出て道が消滅…みたいな。
一般車両が通れるのかは未確認だけど、橋に繋がる道路も存在はしていた。
とりあえず、立ち寄りスポット的なものは小さな神社と、
灯台ぐらいしかなかった。
そんな小さな島なんだけど、こじんまりとした集落もあって、人も住まれているようだった。
宿泊施設もあったので、海を眺めながらのんびりと過ごすにはいいかも知れない。
生きていく上で大切ななにかに気付くコトが出来るかも知れん。
そんな馬島を後にし、再び来島海峡大橋へ。
橋から見た馬島。
中央に見える建物が宿泊施設、その左手に小さな集落、写真右手方向に先ほどの灯台を確認することが出来る。
そして遂に、四国上陸!
渡ってすぐの場所にある糸山公園にて、しばし休憩…。
朝早かったコトもあって、さすがにちと疲れた。
この時点で時刻は14時10分。
さて、ではそろそろ戻ることにしましょう!(なにしに来たんだ?いったい…)
滞在時間約20分ほどで、再び来島海峡大橋を超え、大島へ再上陸。
橋を臨む「よしうみいきいき館」っていう場所で、突発的七輪パーティー。
朝からほんと、胃腸が休む暇がない。
魅力的な海の幸が満載。
ほんと、申し訳ないくらい美味し!
結局なんだか、行きあたりばったりしまなみグルメツーみたいな感じになった。
この予測出来ない展開こそ、テキトーツーリングの醍醐味。
その後、来た道を一気走り。
途中、先ほど日本一周チャリダーに出会った生口島で、なんと!
再び、別な日本一周チャリダーに遭遇…!
なに?この展開…。
まさか、一日に二人もの日本一周チャリダーに出会うとは…。
しかも、こちらの方も埼玉県出身。
埼玉では今、チャリンコで日本一周に出るのが流行ってるんだろうか…。
ちなみに大宮ご出身とのことで、午前中に出会ったチャリダーの隣町。
ん~、出来過ぎてる感じがすごい…。
日本一周に出発した理由は、大学卒業前に1カ月ほどインドに滞在した際、日本のことを現地の人々からいろいろと聞かれ、それに対しなにも答えられなかった自分に愕然とし、知ってるようでなにも知らなかった祖国ニッポンをもう一度知るために、旅に出たという。
明確な動機と目的がはっきりしている人はほんとうに強い。
旅先で出会った人達にいろいろメッセージを頂いているということで、
わたしたちも、
出会いに感謝をし、その儀式に参加させて頂いた。
たくさんの人達とのかけがえのない出会い。
「次は世界一周!」という夢の途上で、彼にしか伝えれない言葉で、世界の国々の人達に「ニッポン」という国の素晴らしさ・温かさを伝えていって欲しいと願う。そんな彼のブログはコチラ。
すっかりと日が暮れた。
向島からいよいよ本州、尾道市へと渡る。
そんなワケで、「行きあたりばったりしまなみツー」はなんだか、「しまなみ出会い旅」的なまとまりを見せ、無事終了。
これだから、オートバイツーリングはやめられない。
さて、次はどこへ行こうか…。
さあ、勝つのはどっち!!
的なグルメツーですね。これは(^-^;
広報も岡哲や玉木はつい寄っちゃいます。
しまなみには、まだまだ旨いもんあるし
何度いってもいいですよね。
今度は一島一食の上、一島一頂で各島の最高峰を巡るツーリングってのもオススメですよ。(^3^)/
あの日、用事が無かったらお供出来たのに、残念です。。。
しかし、原チャリならではのツーリングって、色々寄り道しながら走れるから楽しいですよね。
大型バイクだと、ついつい通り過ぎるばかりですし・・・
今回も急なお誘いですみませんでした…(^^;
原チャリツーの魅力は、
①寄り道が気軽に出来る
②バイクが小さいので威圧感もなく、誰にでも気軽に話し掛けれる
③スピードが出ない分、いろんなモノに気付くコトが出来る
そんなトコでしょうか。
とにかく、久し振りの原チャリツー、超楽しかったです。
次は是非、ご一緒しましょう~~
先日はお疲れさまでした!
前日の夜中に行き先を決めたわりには、ずいぶん充実したツーリングになりましたね~。
たしかに、客観的にみたら「食い過ぎだろ!」的に映ります…(爆
いやほんと、マジで食べ過ぎました…。
次は自炊セットとリムストライプも忘れずに!
そう言えばのむさん、筋金入りのkawasaki党だった…!
Kawasakiの赤って、なかなかいい色してるでしょ??
これでグリーンが加わったら、きっとサイコーなコントラストになると思われます。
ブログ本文の最後の方に出てる、「笑顔」っていうプレート持ってる女性の写真あるでしょ?
実はその人も、チャリで日本一周してる人なんだよ。
若いのに、凄いよね!
しかも、既に軽自動車で日本一周してるんだって。
ビックリ…。
(その人のブログ↓)
http://ameblo.jp/nipponwotabisuru/
世の中、自分のモノサシだけでは測れない、いろんな人がいるってことだ。