北の大地 2日目 (土曜日)
今日は暑くなるそうだけど、北海道らしくカラっとした陽気になるとのこと。
期待、大!
プラプラと寄り道しながら、駅前のレンタカーへ。
赤レンガで有名な東京駅の設計者・辰野金吾とその弟子である長野宇平治らが設計し、1912(明治45)年7月に完成したという、日本銀行旧小樽支店の建物。現在は金融資料館になっている。
100年前の建物とは思えない、すばらしい存在感。
旧国鉄手宮線線路。
廃止から30年が経過したとは思えないほど、リアルな状態で保存してある。
今にも列車が滑り込んできそうだ。
小樽と言えばガラス工芸。
…というワケで、一応は観光なんかもしたりして。
次に訪れたのは、旧手宮鉄道の施設を今に遺す、小樽市総合博物館。
ま、たまたま見つけたので立ち寄ってみたんだけど、
ここがまた、鉄ちゃんにとっては超萌え萌えスポットで、
観光客にもあまり知られていないためか、
ゆっくりと落ち着いて見ることが出来る、素晴らしい鉄スポットだった。
屋外には、かつて道内で活躍した車両たちが大事に展示されていたりする。
ここの目玉はなんといっても、動態保存されているアイアンホース号。
1909年に製造されたアメリカ製蒸気機関車「アイアンホース号」が、客車を引っ張って構内を走ってしまうのだ。
こちらがそのアイアンホース号。とても100年前の機関車とは思えない、元気な走り。
この施設には2台のターンテーブル(転車台)があって、それぞれの場所で向きを換える作業を見ることが出来る。
ターンテーブルへと向かって、ゆっくりと進んでいくアイアンホース号。
こんなシーンが見れるとは…。
この施設、ある意味かなりのB級スポットだけど、やってることはけっこうスゴい。
もう一方のターンテーブルがこちら。
扇形機関庫と共に、国の重要文化財になっているそうだ。
こちらは、機関庫の中で静態保存されている、大勝号。
名前の由来は、完成したときに日清戦争(にっしんせんそう)が勝利に終結したからとのこと。
そんなワケで、小樽市総合博物館。
プラっと立ち寄ってみた割には、とても中身の濃い施設だった…。
昼食は、小樽市内で発見したこちらのお店、若鶏時代なると。
ずいぶん変わった名前だけど、地元のお客さんらしき方々で店内は満席。
そう、はっきり言って、観光客の姿は皆無だった…。
らーめん、餃子、天丼、御寿司…等、いろんなメニューがあるが、このお店の名物は、なんと言っても若鶏の半身揚げ。
専用の調理スペースでは、5台ものフライヤーを駆使して、若いにいちゃんが延々と若鶏を揚げていた。
そんなワケで、海鮮丼と若鶏半身揚げという、いまいち節操のないメニューをオーダー。
食べても食べても減らない、超ボリューミーな半身揚げ。
軽い塩味に、外はパリっと中はジューシー。
ん~、超美味し!
注文方法もちょっと変わってたりするところがまた、いい感じ。
ご馳走様でした。
その後、余市のニッカウィスキー工場へ。
マッサンの影響か、かなり賑わっているご様子。
その後、神仙沼経由でニセコへ。
素晴らしい景観の、ニセコパノラマライン。
次は是非、バイクで走ってみたいもんだ。
雪解け水で作られた、自然の滝。
水の流れ落ちる豪快な音が、ニセコ地方に春を知らせてくれる。…なんて言ってみたり。
そんなこんなで…、
北海道の豪快なワインディングと直線道路を、
思う存分、満喫。
いくつもの山を越え、
内浦湾へと出た。
向こう側に見えるのは函館あたりだろか…。
その後、昭和新山を横目に見つつ…、
伊達市内で夕食。
本日の宿は、洞爺湖温泉の格安素泊まりプラン朝食付き…。
洞爺湖温泉では、毎日20時45分から30分間、水上花火が打ち上げられるとのこと。
これは見とかねば。
なかなか豪快!
さて…。
明日は、室蘭⇒登別⇒苫小牧⇒支笏湖…は行ったから、千歳…か。
あれ…?
今回は札幌を完全にスルーしてるな…(- -;