プロアームな話
昔乗っていたVFRが、この片持ち式だった。
このスイングアームの大きなメリットは、
①ホイール交換時間の短縮
②同重量の両持ち式に比べて剛性を高く出来る
③ブレーキディスクを車体センターに配置できるため、ブレーキング時に発生する偶力を抑える事が出来る
④素早く精度のよいチェーンアジャストが可能
以上、大きな部分で言うと上記4点が挙げられる。
一時期はVFR・RVFをはじめ、BROSⅠ、Ⅱ(かなりマニアックなバイク)、
NSR150(↓これもマニアック)、
NSR250、GoldWingなど、かなり多くの車種で採用されていた、ホンダ自慢のメカニズムだったが、最近ではその数もだいぶ減ってきたように思う。
今、街を走るバイクの中で、このプロアームを採用している車種で最も多いマシンと言うと、ひょっとするとコイツかも知れない・・・。
VFR800P!
VFR750Pもそうだったが、ホンダ技術の結晶はいろんなトコロで活躍しているワケだ。捕まるのは御免だが、こうして見る分には、VFRはほんと味のあるバイクだと、私は思う。
目をつぶっていてもそれと分かる排気音、決して派手ではなく、控えめにホンダ技術の結晶を採用・主張しているあたり、他のバイクには無い魅力満載だと思う。