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大阪歴史博物館 続編

そんなワケで、いい感じでガラガラな歴史博物館。
この建物と設備に対して、利用者がこれじゃあ、どう考えても経営は厳しいはず…。
民間だったらほんと、シャレにならんな、これ。
常設展示最大のヤマ場はやはりココ、大正~昭和の再現フロアである7Fが最もオススメ。
展示されている実物大の人形は、なぜかどれも真っ白。
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道頓堀付近を再現したエリアや、
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歌舞伎座の再現など、
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「歴史博物館」というお堅い名前に似合わず、非常に面白い。

そんなワケで、こちらのフロアで一通り常設展示の見学は終了。
ほとんどの来館者はここで帰ってしまうが、ここの最大の魅力は、ここから先にある。
実は、この歴史博物館とNHK大阪放送局は、「難波長柄豊碕宮(なにわながらとよさきのみや)」という、宮殿遺跡の真上に建っている。
普通だったら、このクラスの遺跡があれば、建築自体にストップが掛かったりするのだが、ここの場合、遺跡をそのまま地下に保存した状態で建築が行われた。
つまり、遺跡を残したまま、その上にこのドデカイ建物を建てた、ということ。
こんなコト、普通だったら考えられない。さすが大阪、やることがスゴイ。
ここでは、そんな地下遺跡の無料見学ツアーっていうのがある。
これが超オススメ。

一日5回程度行われるツアー、今回の参加者は8名。
常設展示で満腹になった人は、まずこのツアーに参加することは無い。
ゆっくりたっぷり見れるところがまた、いい。
フロア内のあちらこちらにある円形模様、
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実はこの場所、遺跡で発掘された倉庫や木塀などの柱があった箇所らしい。
想像しながら見てみると、これはこれでなかなか不思議な光景。
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NHK関係者以外立ち入り禁止っていう扉から入り、地下へと続く階段を進むと…、
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到着!これが、NHK大阪放送局地下に現存する、本物の巨大遺跡。
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この光景は圧巻。
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難波長柄豊碕宮は、中大兄皇子が造営し、孝徳天皇が遷都した飛鳥時代の宮殿。
10Fにあった難波長柄豊碕宮(前期難波宮)、聖武天皇の難波宮(後期難波宮)の展示と併せて、この地下遺跡は超オススメ。
ツアーを引率するボランティアの方も、根っからの大阪人。
5分に一度は面白いコトを言わないと、気が済まないらしい。

そんなワケで、これで大阪歴史博物館見学は終了。
なかなか濃密な時間を過ごすコトが出来た。
大阪に来たら是非、ここは抑えたいポイントである。

その後、京都方面へと移動。
八幡市にて、「らくがき寺」というお寺に立ち寄る。
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ここの正式な名前は「単伝庵」といって、臨済宗のお寺。
今から200年ほど前、京都妙心寺の和尚が人々の災難を救うために、荒れ放題だった寺を修繕したのが復興の由来…とのこと。
大黒天を安置する御堂が建立された時、「地元の人々の努力によって御堂が建てられたのだから、大黒様が見やすいように、みんなの願い事を御堂の壁に書いてもらおう」という理由で、落書き祈願が始まった。
白く塗られた御堂の壁は、あっちもこっちも全て落書きだらけ。
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「落書き」とは言え、書かれているのはほとんどが「家内安全」「無病息災」「交通安全」などの、真面目な願い事ばかり。
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年末、大晦日前に壁を白く塗り替えるとのことで、それまでの1年間はこの状態のまま保存されている、とのこと。
そんなワケで、ワタシも実名入りで落書きをしてきた。
かなりいい場所が取れたので、年内にもう一回くらい、見に来たいもんである。

八幡市は、車・バイクなどのスクラップ工場があちこちに点在している。
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中には、部品取り専門のお店(…って言うのか?)もあって、広い敷地内にスクラップになった自動車が、ところ狭しと並んでたりするトコもある。
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かつての高級車も、こうなってしまっては文字通り、ただの鉄くず。
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だが、ここではそれがお金を生む、大事な「商品」。
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こちらのNISSAN製高級車も、ありとあらゆるモノがはぎ取られ、
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あらたな使用車の元へと旅立っていく。
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自動車の墓場のように見えて、実は再生準備室みたいな、
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普段の生活の中ではなかなか見れない、クルマ社会の側面を見ることが出来る。
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その後、10円玉のデザインで有名な建物を周り、
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1300年に渡って、人々の信仰を集め続ける「お稲荷さん」の総本宮、伏見稲荷大社へと立ち寄る。
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千本鳥居、軽い気持ちで行きつく先まで歩いてみると、
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やがて道は急激な山登りへと変わる…。
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延々と続く鳥居。
気付けば既に、こんな高さに。
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結局、山を登り切り、ぐるっとすべて一周した。
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戻ってくるまでに掛かった時間は1時間30分。
既に辺りは薄暗く、参拝者もまばらな状態に…。
歩き疲れた…。
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その後、市内をブラブラしつつ、20時前に京都を出発。
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なかなか濃密な2日間となった。
やっぱ、関西は面白い。
by masa6-COMPASS | 2011-02-21 23:17 | 雑記 | Comments(0)