松江市→出雲市
人口で見ると、島根県内で2番目の都市らしい。
ちなみに、竹内まりや・江角マキコの出身地がココ。
「普通過ぎる行きあたりばったり観光の旅」の締めはやはり、出雲大社で…。
大正4年(1915)に作られた大鳥居の、大正10年頃の写真がコチラ。
大鳥居をくぐりしばらく歩くと、一畑電鉄「出雲大社前駅」に到着。
そんな駅舎の、昭和44年ごろの写真がコチラ。
どこかで見たことある…という方がいらっしゃるかも知れない。
そう。この出雲大社前駅は、2010年に公開された中井貴一主演の鉄道映画、
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の舞台にもなった。
当時の撮影で使用された車両が駅構内に展示されている…ということで、早速、
入場券を購入して駅構内へ。
のんびりとした駅構内。
コチラが、映画の中でも使われたデハニ52
昭和3年(1928)製造の、83歳。
あらゆる年代を駆け抜け、たくさんの人達の人生を運んできたであろう車両は、
年季は入っているものの、味わいある趣きと威厳に溢れていた。
デハニの「デ」、この形式がいまいちよく分からない…。
(ちなみに「ハ」は「普通車」、「ニ」は「荷物車」という意味)
車内では、古事記の朗読会が行われていた。
ちょうど良いタイミングで、出雲市からの電車が滑り込んできた。
静かだった駅構内が、にわかに活気づく…。
たくさんの観光客が降りたった後は、再びのんびりとした情景に…。
その後、本日のメインとなる「出雲大社」へ。
観光客よろしく参拝を済ませ、
いかにも観光客向けなお店で出雲そばを食べ、
参拝はあっさり終了。
駅で遊んでた時間の方が長かった気がしないでもない…。
駐車場脇にある道の駅大社ご縁広場。
そのメインである吉兆館という建物に入ってみた。
入場無料のこの施設、駐車場脇にある割には、観光客はほとんどいない。
展示内容が大したことないのかと思いきや、
立派な「古代御本殿復元模型」があったり、
見応えのある展示物が…、
豊富だったりして…、
意外と…、
楽しめた。
JR旧大社駅。
明治45年6月開業(出雲市~大社間)して以来、平成2年の廃駅まで出雲大社の表玄関口として親しまれてきた駅舎は、大正13年に改築。
全国でも珍しい神社様式を取り入れた格調ある純日本風の木造建築で、平成16年には国の重要文化財にも指定された。
そんな駅構内にたたずむD51
昭和17年製造、走行距離1,072,170km。
今にも列車が滑り込んできそうな構内。
駅舎内も味のある趣き…。
平成2年…というと、もう20年も前のことなんだけど、なんだかつい最近のコトのように感じてしまうのは、年をとったせいだろか…。
そんなワケで、行きあたりばったり山陰
次はどこへ行こうか…。