またしても、夕方の誘惑 (火曜日)
一日のうちで、もっとも小腹の空く時間帯である。
ここでの選択を間違えると、それはそのまま自分の体に跳ね返ってくるワケで、いかにこの「悪魔の時間帯」をやり過ごすか。
敗北と挫折を積み重ねたワタシにとって、日々訪れるこの時間帯をどう乗り切るかはすなわち、どれだけ自分を律することが出来、誘惑に打ち勝つ強い意志を保てるか。
ワタシにとってのささやかな戦いが毎日、静かに繰り広げられているのである。
突然、戴き物だという「川崎名物 大師巻」が配給された。
「大師巻」とは、川崎市にある老舗製菓会社である堂本製菓株式会社(創業明治42年)が製造・販売する、ちょっと高級な煎餅。
揚げた煎餅を御大師様、海苔を袈裟に見立て、職人の手で一つ一つ丁寧に作られている。
夕方の小腹を満たすにはうってつけの一品…いや、逸品だ。
ここで誘惑に負けて、(いつものように)食欲の赴くまま食べてしまうか、イラっと来るくらい美味そうな音を立てながら食べている、隣りと後と前のスタッフにあげてしまうか…。
悩む…。
真剣に悩んでいるのに、バリボリと煎餅を食べる音がうるさくて、集中できん。
このような精神状態では、いい仕事なんかできっこない。
…と、もっともらしい言い訳をしつつ、気付いたら封を開けていた。
あっさり撃沈…(-0-;
(またかい)
美味し!
想像通り、心も体も満たされる、素晴らしい味。
さすが、神奈川県推奨観光土産品かつ、2005年川崎市銘菓認定品。
至福の瞬間、到来。
その後、仕事がいい感じではかどった。
たぶん、小腹が満たされたことにより余計なストレスが無くなり、仕事に集中出来たためと思われる。
がしかし、夕飯にも影響を及ぼすほど食べ過ぎた…(- -;
なんでもそうだけど、「適度な量」ってのが大事なんだと悟った今日この頃…。