突然、思い立って北海道に行ってみたらどうなるか、試してみた。2日目(7/28土曜日)

…というわけで、二日目です。

昨夜は、22時過ぎに電池切れで意識を失い、気付いたら午前5時…。
おかげで、久々にたっぷりと睡眠を取ることが出来ました。
自分が思う以上に、疲れが蓄積していたようです…(-_-;)

どこかホッとする、日本の正しい朝食。
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本日午前6時頃の、千葉市中央区の映像が流れてました。
台風12号がいよいよ、本州上陸とのこと。
かなりの降雨量が見込まれており、少々心配です。
明日、ちゃんと帰れるんだろか…(-_-;)
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昨日出会ったV-Max君からLINEが届きました。
宗谷岬のモニュメント、午前6時前後であればバイクで入れるとのことで、早起きして撮影したようです。
お気に入りのヘルメットをかぶったままの、彼らしい若さ溢れるポーズ。
きっと、一生の宝物になるでしょうねー。
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午前8時00分。
ワタシの方もいよいよ出発です。
女将さんと旦那さんが揃って見送ってくださいました。
グーグルMapでテキトーに探した宿でしたが、一人旅の心に響く、あったかくて親切なお宿でした。
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1)ノシャップ岬へGO!
まずは、本日の第一目的地、野寒布(ノシャップ)岬を目指し、オロロンラインを北上します。
ちなみに、この「オロロン」という語源はなにか?と言うと、北海道天売島に生息するウミガラス、「オロロン鳥」の鳴き声に由来しているそうです。
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宿を出発して15分。
はるか遠くに巨大な建造物群、オトンルイ風力発電所が見えてきました。
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オロロンラインでも数少ない高速コーナーを駆け抜け…、
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オトンルイ発電所前に到着。
オトンルイとは、アイヌ語で「浜にある道」という意味だそうです。
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サロベツ原野南部3.1kmに渡り、堂々とした姿で立っているこの風車は、全部で28基。
オランダからの直輸入だそうで、1基の高さはローターを含めてなんと99m。
近くで見ると圧巻です。
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たくさんのライダー達が、この巨大な建造物を背に写真を撮られてました。
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是非、一斉に回っている状態を見てみたかったですが、この日は風もなく、すべて止まっておりました…。残念。
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再び、オロロンラインを北上。
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サロベツ原野を突き抜けて行きます。
どこまでも続く、見事な直線道路。
地平線が見えます…。
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道路脇で多くみられるこの植物。
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あっちこっちに群生してましたが、なんという植物なんでしょうかね。生まれて初めて見ました。
姿・形がいかにも原野って感じの荒々しさと、無味乾燥さが満載です。
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北半球ど真ん中、北緯45度地点に到達。
…って言うか、最初気付かずに、思わずバビューン!と通り過ぎました…。
直線道路の中、突然現れます。
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一応、ひっそりとオブジェなんかもあったり…。
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Nの下に微かに見える赤い線が45度線。
んー…。
あまり感動しないのは、いまいち実感が沸かないからだろか…(-_-;)
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ワタシのように、バビューン!と通り過ぎないために、このスノーシェルターを目印にすると良いと思います。
この付近ではここしか無いので、きっと分かりやすいと思います。
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ちなみに、スノーシェルターとは、吹雪対策として設置される、豪雪地帯特有の施設のこと。
道路上の吹きだまりと視程障害を防止するため、道路をぐりっと覆っています。
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シェルターを抜けても、道は変わらずドカーン!とダイナミックな直線が続きます。
あー今、北海道にいるんだなー!としみじみ実感…。
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ほどなくすると、「サロベツ湿原センター」の案内看板がある交差点に到達しました。
(写真撮り忘れたので、必殺グーグルMapストリートビューより…)
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そう言えば、信号機って久々に見たなぁ…なんて思いつつ、せっかくなので、「サロベツ湿原センター」に立ち寄ることにしました。交差点を右折し、ちょっとした集落を抜けると、道はこんな感じで…、
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ワインディングみたいになってました。
直線道路を走り続けてきたライダーにとって、このコーナーはある意味、素晴らし過ぎるほどのご褒美です。
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砂漠の中のオアシス、ゲームで言えばボーナスステージ。
なんてことはないコーナーが楽しくて仕方ない…。
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そんなコーナーをヒラヒラっと抜けていくと、
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再び、直線道路…。
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そして、気付けばそこはサロベツ原野の真っ只中。
道路以外の人工物がまったくありません。
これ、軽く感動します。
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んー、オレはいま、北海道にいるんだ…。
スゲーぜ、北海道!
来て良かったぜ、北海道!…みたいな。
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…とか言ってるうちに、午前9時ちょうど、サロベツ湿原センターに到着。
意外と、ライダーも多いです。
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さっそく、中へと入ってみましょう。
ちなみに、「サロベツ」とはアイヌ語のサルオペツ、「葦原にある川」が由来だそうです。
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こんな感じで、サロベツ湿原の生い立ちとか、いろいろと学習することが出来ます。
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そもそも、サロベツ湿原とは一体なんなのか。

説明しよう!
(これ分かる人、きっと同じ年代生まれ…)
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1万年ほど前、サロベツ周辺は海と繋がる大きな湖でした。
そこに生えた植物が枯れて、分解されないまま泥炭となって積み重なり、6千年以上の年月をかけて出来たのが、今の湿原。
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湿原の基本データ。
スケールの大きさに、改めてびっくりです…。
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先ほどの説明にあった泥炭がこれ。
なんとコレ、燃料としても使われていたそうです。
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そして、こちらが泥炭を採掘する船。
その名も、浚渫船(しゅんせつせん)です。
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サロベツ原野では、1970年から2002年まで泥炭を採掘し、パイプラインで工場に圧送、水洗・選別・粉砕・乾燥・ペーハー調整を経て、土壌改良材や燃料などの加工品を生産していたとのことです。このイラスト、とても分かりやすいですねー。
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北海道の長い長い開拓の歴史に、一瞬触れたように感じます。
ここ、施設内は冷房きいてるし、入場無料だし、とってもオススメです。
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再び、オロロンラインへ。
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豪快な直線道路を延々と進みます。
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稚内まで、だいぶ近付いてきました!
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延々と続く豪快な直線道路、オロロンラインから道道254号線へと分岐。
いよいよ、最初の目的地であるノシャップ岬が近付いてきました。
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道道254号線は、別名「カエルロード」とも呼ばれており、道中にはブイを使って作られた様々なキャラクターが道行く人の安全を祈ってくれています。
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作り手の人達の気持ちが伝わる力作ぞろい。そんな気持ちに触れると、なんだか心がほわっとします。
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そして、出発から約2時間後の午前10時過ぎ。
遂に本日の第一目的地であるノシャップ岬に到着!
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ノシャップ(野寒布)岬はアイヌ語でノッ・シャムといい、「岬が顎のように突き出たところ」「波の砕ける場所」の2つの意味があると伝えられています。日本最北端の地は宗谷岬に譲りますが、夕陽の美しい景勝地として有名。
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振り返ると、自衛隊稚内分屯地が見えます。
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ノシャップ岬に隣接する稚内灯台。
何気にこの灯台、北海道で最も高い灯台とのことで、日本でも第2位の高さだとか。
その割には、あまりアピールすることもなく、ひっそりと建っている感じです。
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さて…。
では次の目的地である、稚内市内へと移動することにしましょう。
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2)稚内市内編
ノシャップ岬から約5km。
10分程度で稚内市内中心部に到着です。

まずは、稚内港北防波堤ドームへ。
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古代ローマの建築物を思わせるこの防波堤は、1931年から5年もの歳月をかけて建設され、北海道遺産にも登録されているそうです。
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世界的にも珍しいとされているドーム形状が特徴で、70本の円柱を使ったこの建造物は、高さ約14m、全長427mにも及びます。
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市民の憩いの場にもなっているようで、散歩する人達が多数、いらっしゃいました。
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以前は、稚内駅からここまで線路が延びていたそうですが、今ではこんな感じで、当時の面影はありません。
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その当時の航空写真がコチラ。
1977年(昭和52年)の宗谷本線稚内駅とその周囲約1kmです。
赤矢印が防波堤ドームで、黄色矢印が稚内駅。
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これが現在ではこのようになっており、防波堤まで延びていた線路は撤去されているのが分かります。
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その当時の名残が今の稚内駅にも残されており、それがコチラのモニュメント。
画像奥にある防波堤に向かって線路が延びていたことを、このような形で後世に伝えています。
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このモニュメントを逆側から見ると…、
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こうなります。
遂に到着!日本最北端の駅である、現在の稚内駅です。
鹿児島県指宿枕埼線の「西大山駅」から続く日本の線路は、ここ稚内駅で終わります。
そう思うと、なんだか感慨深いですね~。西大山駅、行ったコトはありませんが…(- -;
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先ほどの防波堤までの線路の軌跡は、このように駅ナカまで続いています。
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駅ナカに入った線路の先には、現在の線路が…。
こういう粋な演出が、鉄道マニアの心をくすぐるんですね~。(そうか?)
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駅ナカにある売店で、カルピス牛乳なるものをGet。
ま、味はなんのことはない。
カルピス+牛乳でした。(至極もっともな話…)
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ちなみに、稚内はアイヌ語で「ヤムワッカナイ」、「冷たい」とか「水」っていう意味らしいです。
オートバイに戻ると、隣に習志野ナンバーのXRが停まってました!お会い出来なかったのが残念…(- -;
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時刻は午前11時。
朝から走り続けて体力が消耗。早めの昼食を…というコトで、市内をウロウロ。
ふらっと立ち寄った稚内北門神社付近でなんと…、
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リスに遭遇!
北海道には野生のリスもいるのかー。
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さささっと横断中…。
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んー、ライオネス コーヒーキャンデイのCMを思い出す…。
(これ分かる人、きっと同じ年代)
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本日のお昼は、市内のややディープな場所にあるラーメン屋さん、青い鳥へ。
11時の開店と同時に入店したところ、どこからともなく次から次へとお客さんがご来店。
注文の様子や店の方との会話から察するに、みなさん全員が地元の方らしく、よそ者はどう見てもワタシだけ。
微妙に居づらい感じではありますが、逆に言えば、このお店はそれだけ地元で愛されているってこと。
思わず、期待が持てます。
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透き通ったスープが特徴的な塩チャーシュー麺。
中太のちぢれ麺はスープとよくからみ、抜群の味わい。
そこへ来て、ほろっとほぐれる絶品チャーシューとの素晴らしいハーモニー。これ、マジうまでした。
思い出しただけで、食べたくなってきた…。
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その後も引き続き、市内をウロウロと探索。
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稚内港に面する、稚内副港市場なる場所に到着しました。
ここには一体、なにがあるんでしょうか…。
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施設内をウロウロと。
ここは、温泉・お土産・お食事などが揃った、最北端の商業施設のようです。
このような観光情報や市場、
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そして、3つのノスタルジーエリアから構成されていました。

こちらは樺太ノスタルジーと名付けられたエリア。
1912年(明治45年)、樺太に設立された旧制中学校、豊原中学校を再現したエリアとなっています。
この中学校は、1945年8月のソ連侵攻によって消滅してしまいました…。
当時の貴重な写真が展示されています。
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こちらが港ノスタルジーエリア。
稚内港駅を模した建物の中で…、
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なんと!
先ほどの防波堤ドームにかつてあったという駅の、貴重な写真を発見!
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まさに、あの防波堤ドームの中に駅ホームがあったんですね~!
その名も、稚内桟橋駅。駅があったのは戦時中のようです。
防波堤側に乗降客用ホーム、岸壁側に貨車用ホームがあり、樺太に出掛ける人々や運ばれて来る荷物などであふれ、かなりの賑わいがあったそうですが、昭和20年の終戦と共に、約6年ほどの歴史に幕を下ろしたそうです。
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そしてこちらが、稚内ノスタルジーエリア。
古き良き昭和時代の稚内市内を、いわゆる1/1ジオラマのような形で紹介されています。
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その名も「港町一丁目商店街」。
これはちょっと面白そうです。
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懐かしの赤電話。
昔はあっちこっちで見られました。
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なかなかリアルな作りです。
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こんな感じで、めちゃくちゃ手の込んだ楽しいエリアであるにも関わらず、観光客の数はゼロ…。
是非たくさんの方に見て頂きたい施設です。

再び稚内市内をウロウロ。
最北端のマクドナルド駐車場では、ベンチにドナルドが佇んでいました。なにも買いませんでしたが、せっかくなので記念撮影だけパシャっと…。
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3)いよいよ旅の目的地、宗谷岬へGO!
国道238号線、稚内空港前にて、離陸する飛行機をボーッと眺めます…。
さぁ、気合い入れて行きましょう!
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宗谷岬方面に目をやると、無数の風力発電プロペラが。
たぶん、あの場所が宗谷丘陵かと思われます。
…ということは、ゴールはもうすぐ!
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…そんなこんなで、
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幾多の困難を乗り越え(…そんなの、あったっけ?)、
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遂に…、
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日本の最北端、宗谷岬に到達!
キタ━(゚∀゚)━!
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言葉がありません…。
ここまでの道のりが走馬灯のように甦ります…。
(ちょっと言い過ぎ)
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たくさんのライダー達が、この地を目指して集まってきます。
みなさん、いい顔をされてました。たぶん、ワタシも。
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いま、自分は紛れもなく、日本の最北端に立っている…。
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達成感と満足感でいっぱいになりつつ、
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次の瞬間にはもう、こんなことを考えていました。
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次は、日本の最南端だ!
(一体、いつになることやら…)

今回の旅の目的を無事達成。
今度は宗谷岬を背に、一気に南下していきます。

…と、ここで忘れてならないのが、宗谷岬から100m程の場所にある、最北端ガソリンスタンドでの給油。
NCの給油口はシート下にあるので、ツーリングバッグを装着していると、何気にメンドーなことになります…(-_-;)
ま、これは致し方ないとして、受け入れるしかありません。
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ここで給油すると、このような証明書がもらえます。
宗谷岬に行かれたら是非!
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そんなガソリンスタンドの近くで、稚内市内にあった防波堤ほどではありませんが、同じような建造物に出会いました。
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宗谷港てっぺんドームという名称のようです。
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屋上からの風景。
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晴れていれば遠くサハリンまで見えるそうですが、この日は残念ながら、確認できず…。
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背後には宗谷丘陵、
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そして、先ほどの宗谷岬を横から見ることが出来ます。
これはなかなか貴重なアングルかも…。
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4)オホーツクライン走破
再び、一気に南下。
これまた、素晴らしい道が続きます。
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ずっとこんな道が続くもんだから、
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少々、冒険してみたい気持ちがふつふつと沸き起こり、
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思わず、こんなダートな脇道に入ってみました。
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NC750Xの「X」は、ホンダ的に「アドベンチャーバイクのスタイルと快適さにロードスポーツの走りをミックスしたモデル」、つまり、ジャンルとしては「クロスオーバー」というカテゴリーに属するわけです。(これ自体、少々曖昧な定義ですが…)
…ということは、多少のダートやオフは走れるんだろう…と勝手に決めつけ、ダダダーっとダートへ突入!
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結果…。
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突入して五秒で後悔…(-_-;)

な、なんだこれ。
引き締まったダート路ならともかく、多少でも砂利がズブズブだと、まともにまっすぐすら走れない…!
やはり、このアドベンチャースタイルは見かけだけと思って良さそうです。
それが悪い!…というワケではなく、それを理解した上で付き合うことが必要ってコトです。
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それにしてもこのダート、なんとも素晴らしいロケーションです。
それはそれで、何気に楽しめました。
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ここに来なければ見れない風景ってのがあります。
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…というわけで、この重いバイクをここでUターンさせ、来た道を戻ります。さすがにこれ以上は無理…。
レンタルバイクという性質上、絶対に倒すことが出来ないプレッシャーの中、下りがまたいい感じの恐怖感が味わえました。
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再び国道238号線、通称オホーツクラインを南下。
14時30分。雄大なオホーツク海の海岸線に建つ、日本最北の道の駅「さるふつ公園」に到着。
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猿払村はなんと、ホタテの漁獲量が日本一。
ここは是非、日本一のホタテをGETせねば…というコトで立ち寄ったのがコチラ、さるふつまるごと館。
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見るからに美味そうな絵が描かれた壁面。
期待が膨らみます…。
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ここで、ホタテバター二個と…、
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売店で売られていた肉厚椎茸、そして…、
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プリップリの海老をGET。
食欲の赴くまま、ここぞとばかりに食べまくります。
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これがまた、期待を裏切らない味…。
やっぱり、北海道は海鮮系が美味し!です。
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軽くお腹を満たした後、再びオホーツクラインを南下。
途中で、猿払パーキングシェルターなる施設に遭遇しました。
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ここのシェルターにはなんと、駐車場はもちろんのこと、トイレや自動販売機、電話機まで完備されていました。
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真冬になると、ここにたくさんの車が停まるんでしょうか…。
冬の北海道の厳しさをちょっとだけ、垣間見た気がします。
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5)猿払村から音威子府(おといねっぷ)へ
猿払村を過ぎると、道はやや内陸側へと入っていきます。
時間に余裕があるため、あっちこっちの脇道を探索。
神々の住む沼、カムイト沼。
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位置的にはこんな場所。
けっこう走ったつもりが、まだ全然、北海道の先っぽにいます…。
んー、ほんとデカい…(-_-;)
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カムイト沼で見掛けた、熊出没注意の看板。
これって、けっこうマジな看板なんだと思う…。
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脇道のワインディングを満喫。
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16時10分、浜頓別町に到達。
この先にクッチャロ湖があるみたいなので、ちょっと立ち寄ってみました。
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クッチャロ湖に到着。
屈斜路湖と間違えそうになりますが、ここはクッチャロ湖です。
名称の由来はアイヌ語のkut-charで、「沼の水」という意味。
語源としては、屈斜路湖と一緒らしいです。なんだ、一緒だったのか…。
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クッチャロ湖は、周囲27kmの海跡湖。
平均水深は1.5mと浅く、標高が低いため、満潮時になると約3km離れたオホーツク海の海水が流れ込む、汽水湖でもあります。

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たくさんのカヌーとキャンパー達で賑わってました。
みなさま、良い休日を!
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ここから国道275号線にて浜頓別町→中頓別町を一気に駆け抜けて行きます。
中頓別町寿公園で自衛隊の戦闘機に遭遇。
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F104型ジェット戦闘機。
日本では三菱重工業がライセンス生産を担当してようで、細い胴体に極端に小さな主翼という形状から、空自の現場では「三菱鉛筆」と呼ばれていたそうです。
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公園の傍らには蒸気機関車9600形、通称キューロクが置かれてました。
1913年から製造開始された、日本では初の本格的な国産貨物列車牽引用のテンダー型蒸気機関車。
これもなかなかマニアックな車両です。
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更に南下を続けます。

17時10分、道の駅ピンネシリに到着。
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ちなみに「ピンネシリ」とは、アイヌ語で「男の山」。
こうして考えてみると、アイヌ語って実際、外国語みたいなもんですね。

そして、何気にけっこう暑いです…。気温は30度超え。
北海道の夏がこんなに暑いとは…(- -;

休憩がてら、先ほど宗谷岬のガソリンスタンドで頂いた、貝殻で作った御守りを装着。
香取神宮の御守りと合わせて、完璧な体制。
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その後も変わらず、北海道の大自然を全身で感じながら、一気に南下。

17時40分、道の駅音威子府(おといねっぷ)に到着。
ここまで一気に走ってきた感じ。
まだまだ走れる感じではありますが、本日はこの村で一夜を過ごします。
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音威子府村は北海道内で最も人口の少ない村で、平成27年度のデータでは、488世帯、人口789人。
新幹線の1編成(16両)の定員が1323席(普通車1123席・グリーン車200席)なので、その半分強。
…って考えると、その少なさがなんとなく分かった気がします…。(そうか?)
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村の中心にあるのが、音威子府駅。
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音威子府は蕎麦の産地。
音威子府駅には、「日本一うまい駅そば」と名高い、伝説の暗黒麺、「黒い蕎麦」がありますが、残念…。
すでに営業は終了してました。
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こんな感じで、真っ黒。
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その理由は製法にあります。
普通、蕎麦は皮を挽いて製粉されますが、音威子府そばに使用されるそば粉は、そばの甘皮も一緒に挽いているので、その色が残り、黒い色のそばになります。それにより、そばの風味豊かな、香りの強い、味の濃いそばに仕上がる…というわけです。
…って、ここまで書いておいて食べれなかったというのが、とても残念…。
いつの日か是非、GETしたいと思います。

ここで時刻は18時10分。
気分的にはまだちょっと早い感じですが、宿へ向かうことにします。
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本日の宿も、グーグルMapでテキトーに探しだしました。
音威子府村自慢の温泉、天塩川温泉を有する、音威子府住民保養センター。
これまた、我ながらマニアック…。
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想像を越える、1億5000万年前の地層(白亜系)の断面より湧出する常磐鉱泉を源泉とした温泉は、内風呂に加え、露天風呂も完備。
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ロケーション的には、こんな山深い田んぼの真ん中にあります。
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住民保養センターというネーミングから、料理はあまり期待して無かったですが(失礼!)、想像以上に立派でした。
普通のそばだったのが、少々残念ではありますが…(^^;
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1日の疲れを温泉でゆったりと癒したところで、本日は終了。
いやほんと、いい1日でした。

さて。
明日はいったい、どんな風景に出会えるんでしょうか…。



by masa6-COMPASS | 2018-07-28 23:59 | バイク | Comments(2)
Commented by Tuba野郎 at 2018-08-11 08:12 x
なかなか充実している旅ですね~。もっともっと時間があれば1周とか出来そうですが。
Commented by masa6-COMPASS at 2018-08-11 08:54
ありがとうございます♪
テキトーに行ってみましたが、さすが北海道。
ネタの宝庫でもありました。

そのうち、分割一周をやってみようかと企んでます…(- -)ニヤリ