2018年 05月 04日 ( 1 )


2013年から始まったGW東北ツーリングも、今年で早6年目。
こうして毎年、無事に出掛けられることに、心から感謝です。
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常磐道日立PAで小休止。
なんだか、雲行きが怪しい…。
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雨雲レーダーを見てみてビックリ…。
この先、かなりの雨地帯となっている模様。
そう言えば、天気予報でも「大気の状態が不安定」って言ってた…。
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ま、これは覚悟していた部分なので、ここで合羽を着て再出発。
案の定、途中から激しい雨に…。
暑ければ暑い、寒ければ寒い、雨が降れば濡れる…。
これもまた、オートバイツーリングの醍醐味…。(そうか?)
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そんなこんなで、思ったより雨地帯は広がっており、第一目的地である福島県いわき市久ノ浜に到着した際もまだ降り続けていた…。ちなみに、ココが昨年まで仮設商店街があった場所。
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昨年の段階で、すでに営業しているのは一店舗だけで、取り壊しが決まっていましたが…、
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予定通り、今年の2月末に原状回復工事が完了したそうです。
これこそまさに、復興の証。
ここで営業されていた人達はみな、それぞれの場所へと移動し、商売を再開しているそうです。
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震災後、各地で生まれた仮設商店街。
その先駆けだった浜風商店街は今年、その役割を無事に終えました。
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その後、久ノ浜駅へと移動。
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常磐線も、この先の富岡駅まで復旧を果たしました。
ちなみに、コチラは上り列車。
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ほどなくして、10時43分発の下り電車が入線。
なんと、普通列車運行にも関わらず、スーパーひたち車両でやってきました。
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まだまだ利用者はそれほど多くありませんが、鉄道が復旧したというコトがとても大事なんだと思います。
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そしていつもの場所で。
こちらが2016年。
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2017年。
小さな商業施設が営業を始め、その右手に特徴的な三角屋根を持つラーメン店、からすや食堂が見えます。
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そして今年。歩道が整備され、写真では見えない範囲の中で、仮設商店街から移って来られた店舗が複数、OPENしていました。
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あれだけの被害があったこのエリアも、確実に復興を果たしているようです。
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11時の開店と同時に、いつものからすや食堂さんでラーメンを…。
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1年に一度とは言え、さすがに6年も通い続けると顔馴染みになるワケで…。
貴重な写真も多数、見せて頂きました。
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ごちそうさまでした!
また来年、食べに来ます。

表に出るとちょうど雨も上がり、お祭りが再開されていました。
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その後、富岡町へと向け国道6号線を北上。
国道から一本入った、いつもの踏切に到着。
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雑草が生え、赤錆びた状態から見事に復活。
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そんな常磐線を超えると、海沿いにこのようなガレキ処分場があります。
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ここは昨年とあまり状況は変わらず。若干、減って来ているかな…といった感じ。
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そして、昨年から今年にかけて大きな変貌を遂げた、富岡駅。
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ついに営業開始です。
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いつものオートバイ屋さんは、なにも変わらず…。
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バリケードの先、立ち入り禁止区域を臨む。
未だにこういう場所があるということを、一体どれだけの方々が認識しているんだろか…。
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その後、いったん高速に乗り北上。次の浪江インターで降りてみた。
ここは今回、初めて訪問。

まずは、街の中心部である常磐線浪江駅へ。
2017年4月1日に再開されて早1年。
ちらほらと人の姿が確認できます。
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この浪江駅と富岡駅の間が現在、不通になっている区間。
この区間は、バスによる代行運転がなされており、仙台方面からココ浪江駅までは電車で来ることが可能です。
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駅構内。
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ちょうど、原ノ町行きの電車が出発。
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駅から見た街の様子。
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帰還困難区域を除くエリアの避難指示が解除されたのが、2017年3月31日。
一年が経過したとは言え、街にはほとんど人影はなく、静まり返っています…。
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そんな浪江町ですが、小さなガソリンスタンドが営業されていました。
3L程度しか入りませんでしたが、ここはもちろん給油。
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浪江インター近くにあるローソンも営業中。
コーヒーを飲みつつ、小休止…。
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その後、再び常磐道にて一気に北上。
仙台の手前、常磐道鳥の海PAで休憩中に、なんと、この先の仙台東部道路の一部区間で、事故による通行止めが発生との情報が…。
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この赤丸部分が不通区間…。まじかー…(- -;
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不通区間は名取から仙台東。
よって、名取ICでは高速を降りるクルマたちで、相当な渋滞が発生しているとのこと。
そう言えば、グーグルナビも途中から、走っても走っても所要時間が減らず、到着時刻がどんどん遅くなるという不思議な現象が起きていた。その原因はコレだったのかー。
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バイクでの出口渋滞は勘弁願いたい…。
なので、一つ手前の名取中央スマートで高速を降り、一般道へ。
一般道も一部、渋滞が発生。(ま、そりゃそうだ)
回避するルートを検索しつつ、海沿いをプラっと走っていると、
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「ありがとう荒浜小学校」という横断幕が掲げられた建物に遭遇。
どうやら、廃校になった小学校のようだけど、なんか様子が違う…。
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よく見ると、津波被害を受けた建物であることが判明。
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この辺りは仙台市若林区というエリアらしいんだけど、そう言えば、あの震災の時、テレビやラジオでよく「若林区」という名前を聞いたことを思い出した。あの場所はここだったのか…!
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海沿いに位置するこのエリア。
よくテレビなどで津波の映像を見る事がありましたが、ここはまさにあの場所でした。
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仙台市のHPによると、「被災した校舎のありのままの姿と被災直後の写真展示等により、来館者に津波の威力や脅威を実感していただき、防災・減災の意識を高める場とすることを目的に、本校舎を震災遺構として公開しました。」とあります。

開設日は2017年4月30日。ちょうど一年が経過したところですが、既に7万人を超える来館者があるとのことでした。
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建物2階まで押し寄せた津波。
ここに避難した人達は、児童や教職員、地域住民ら合わせて320人。

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ここはなんと、中に入る事が出来ます。
津波被害の大きかった1F部分。
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教室。
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津波の恐ろしさを痛いほど実感…。
目をつむると、轟音が聞こえてきそうだ。
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そして4F展示室。
震災前の様子を、ジオラマ的に展示してありました。
荒浜小学校を中心に、これだけの家々が広がっていたとは…。
現在の姿からはまったく想像ができません…。
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建物などにはそれぞれ名称が記され…、
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そこでの想い出なども書かれていました。
きっとたくさんの方達で作られたんだと思いますが、その人達の想いが強く伝わってきます。
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屋上から見た風景。
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思わず、手を合わせずにはいられません…。
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偶然立ち寄った荒浜小学校でしたが、ここに来れたことに心から感謝です。
なにかに導かれるような、そんな不思議な感覚。
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沿岸部へ。
ここには慰霊碑があり、たくさんの人達が訪れていました。
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遠くに見えるのが荒浜小学校。
津波の爪痕が、まだあちこちに残っています。
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そうこうしているうちに、時刻は17時40分。
仙台東部道路の通行止めも解除されたようだし、一気に石巻へ向かうことにしましょう。

仙台東ICから再び高速に乗り、一大観光地である松島もさくっと通り抜け、約45分で石巻市に到着。
我ながら、すげー早いペースだった…。
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昨年、プラっと立ち寄ったバルへ。
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ノンアルコールで寂しく乾杯をし、
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昨年も食べた絶品肉とアヒージョを頂く。
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まさに、孤独のグルメ状態。
どれもこれも、美味し…!

ちょっと気になった「牡蠣の味噌クリーム煮」を注文。
これ、はっきり言って超ヤバいレベル。美味すぎる…(- -;
想像してみてください。牡蠣のクリーム煮に、味噌が混ざった味を…。
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ごちそうさまでした。
スタッフの方々もみな気さくで感じが良く、とても居心地が良いお店です。
ひょっとしたらまた来年、来るかも知れませんので、その時は宜しくお願いします。

夜の石巻市内を散歩。
あっちこっちに、石ノ森章太郎氏のアニメキャラクターオブジェが設置されています。
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そんなこんなで21時10分、無事に本日の宿に到着。
まったく同じMT09が…!
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富岡駅の劇的な変化と、初めて訪れた浪江町、そして仙台若林区。
雨降ったり風吹いたり、更に気温も微妙に低かったりして、ツーリングとしては少々過酷ではあったけれど、とても内容の濃い一日になりました。
快適な移動空間である「クルマ」では得る事の出来ない、この不思議な感覚と達成感。
この辺りが、オートバイの魅力でもあります。

おつかれさまでした…。
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そして死んだように眠る…。