本日は、成田空港内に大量に設置されている
ガチャガチャについて
グダグダと書いてみたい。

成田空港内には、このようなガチャガチャコーナーが意外と多く、調べてみたところ、200台近くが稼働しているそうです。
空港内に設置されているこのガチャガチャ達の売り上げは、全国に設置してあるガチャ1台当たり平均売上額の約3倍とのこと。つまり、相当売れているってことになります。
その理由は次の2点。
1)外国人をターゲットとし、ガチャの中身は日本らしさを表したアイテムを用意。
2)「あまった小銭をおもちゃに」「なぜか日本で売れてます」と、両替できなかった小銭を持つ外国人にアプローチした。
では実際、どのようなアイテムが用意されているのか。
いくつかご紹介します。
海洋堂シリーズから、仏像。
たしかにコレは、外国人の心をくすぐるのに十分な魅力がありますねー。なによりも、相当リアルに作られています。まさにジャパンクオリティ。

同じく海洋堂から、日本切手の図柄になった日本名画を立体化したシリーズ。
これもまたすごい。なによりも、その発想が素晴らしい。

史上最大の戦艦、大和と武蔵。
相当デフォルメされてますが、そこがまたいいんだと思います。
「YAMATO」と「MUSASHI」っていう響きもまた、いかにも日本っぽくて分かりやすいのかも知れません。

日本のわび・さびの世界、盆栽。
これは相当マニアック…。

自宅で簡単、鏡割り。
日本の名酒シリーズ。なるほどねー。

はに丸ジャーナル。
「はにわの視点で斬り込むよ」という意味不明なキーワードがいい感じです。

ピンマイクアクセサリー。
これ、実際にはただのアクセサリー。マイクとしての機能はないそうです。
こういうのを商品化する企画力とその視点って、すげーなー。

ばけねこ ぞろぞろ。
これまた、いかにも日本っぽい。

スリッパ画面拭き。

吸盤マスコット、蛇口。もう意味わからん…。

ポリタンク…。
「誰得!?俺得!!シリーズ」っていう、自虐的キーワードがポイント。

プルバックターレー…(- -;

…と、こんな感じで、他にも「ドラゴ〇ボール」や「アン〇ンマン」、「ドラ〇もん」などの日本オリジナルアニメキャラクター系も大量にありました。
これらの「魅力ある商品群」と「あまった小銭をおもちゃに」のキラーフレーズ。それらの要素がいい感じでマッチングしたことが、全国平均売上の3倍を叩きだしている要因だと思われます。まさに、戦略と戦術の勝利。
以上、本日は成田空港ガチャガチャネタでした。